こんにちは。AirPods Pro(第3世代)を使い始めてから、純正イヤーチップにはとても良い印象を持っていました。軽くて、つけていることを忘れるくらい存在感が薄い。音も軽やかで、耳の中が窮屈にならない。多くの方にとっては、あれで完成形なのだと思います。
ただ、私には一つだけどうしても困る問題がありました。耳の穴が大きいせいで、純正だとすぐにゆらゆらしてしまうことです。歩いたり、姿勢を変えたりするだけで密閉が怪しくなり、音楽を聴いている最中に「あ、今ズレたかも」と意識が向いてしまう。音の良し悪し以前に、集中できない状態でした。
そこで選んだのが、COMPLYの「TRUEGRIP MAX for AirPods Pro 3」です。2026年2月頃にヨドバシカメラで購入し、執筆時点で3ヶ月ちょっと使っています。値段は正直かわいくありませんでしたが、装着の不安が減り、買ってよかったと感じています。
本記事では、純正からCOMPLYに替えた理由と、実際に使ってみて変わった点(装着感・音・ノイズキャンセリング・ケース収納など)を、体験ベースでまとめます。他の選択肢を探している方は、あわせて今買えるAirPods Pro3用イヤーチップまとめもご覧ください。
純正イヤーチップで困っていたこと
軽さと音の良さは本当に好印象だった
純正イヤーチップは「つけたことを忘れる」軽さがあり、音も軽やかで抜けが良い印象でした。AirPods Pro3の良さをそのまま感じられる、とても完成度の高い付属品だと思います。
でも、Lサイズでも装着が安定しなかった
私は純正のLサイズを使用していました。左右ともLです。他のサイズも試しましたが、どれもうまく固定されず、結局Lが一番マシ、という状態でした。
それでも、耳の穴が大きいのか、純正では密閉が保てず、イヤホンが耳の中でゆらゆらする感覚がありました。
- 歩くと微妙に浮く
- あくびや笑いで密閉が崩れやすい
- 音楽に集中しづらい
「音が悪い」のではなく、「状態が一定じゃない」ことがストレスになっていました。
純正に戻すと、やはり軽さが際立つ
つけているかわからないくらい耳への圧迫感がないのが純正の強みです。サイズさえ合えば、とても快適だったはずだと悔やまれます。音の軽やかさも、純正の良さとしてはっきり残っています。
なぜCOMPLY「TRUEGRIP MAX」を選んだか
2026年1月頃に調べたとき、AirPods Pro3向けに安心して選べるイヤーチップは、体感ではCOMPLYともう1社くらいしか見当たりませんでした。
フォーム材は音が多少こもる、という話はよく聞きます。初代AirPods ProではAZLAを愛用しており、音のクリアさには慣れていたので、正直フォームは二の次にしたくもありました。ただ、当時の優先順位ははっきりしていて、
- まず装着を安定させたい
- 音は多少変わっても、落ち着いて聴ければよい
という順番でした。信頼のCOMPLY、かつ耐久寄りの「MAX」版を選びました。サイズは純正と同じLです。
購入はヨドバシカメラです。
装着してみた感想:「しっかりつけている」安心感
COMPLYはフォーム材なので、基本的には少し潰してから耳に入れ、膨らませて密着させる使い方になります。
純正の「忘れる軽さ」とは逆に、つけていることがはっきり分かる装着感です。ただ、それが今回の目的には合っていました。ゆらゆらが激減し、散歩や通勤でも位置が落ち着きやすくなった印象です。
装着のコツ:新品は縦に潰して、慣れたらそのまま
新品を下ろしたてのときは、やや硬めでした。そこでは縦に潰して耳に入れ、次第に馴染む感じで運用していました。
3ヶ月ほど使っている今は、ウレタン自体がだいぶ柔らかくなり、潰さずにそのまま入れてもすぐに馴染むようになりました。COMPLY的には「もう交換の時期を過ぎているかもしれない」状態かもしれませんが、私にとっては装着・脱着が楽になったので、当面はこのまま使っています。
長時間つけても耳は痛くならない
使用頻度は週に3時間程度ですが、その時間帯では耳に痛みはありません。純正を同じ時間使い続けたことはないので、厳密な比較はできません。ただ、耳への負担は純正のほうが少ないのは確かだと感じています。
運動での使用は未確認
ジョギングなど運動中の使用はしていないため、激しい動きでの外れにくさはわかりません。散歩・通勤での安定感は問題ありませんでした。
音はどう変わったか
多少こもるが、許容範囲
フォーム材らしく、純正と比べると多少音がこもる傾向はあります。空気感やキラキラした高域は、純正の方が軽やかに感じる場面もあります。
低音の張りは良い
一方で、低音の張りは良い印象です。密閉が安定したこともあって、低音の土台が落ち着いた感じがあります。純正でゆらゆらしていたときは「音が定まらない」感じがあったので、全体としては聴きやすくなったと感じています。
通話・外音取り込みは大きな変化なし
通話の音質や外音取り込み(Transparency)については、大きな変化は感じませんでした。機能面より、物理的な密閉による「聴く環境の安定」が変わった、という印象に近いです。
ノイズキャンセリングはどうなったか
ノイキャンそのものの効き方は、あまり変わらない気がします。ただ、フォームが耳を物理的に押さえて遮音している分、純正よりも音楽に集中できる感覚はあります。
通勤や散歩で、工事現場の横を通る場面がありました。工事の音そのものは完全には消えませんが、音楽を楽しめる程度に騒音を抑制してくれている、という体感です。純正のときは、装着が揺れること自体がノイキャンの効き方にも影響していたのかもしれません。
ケースに入る?取り外しは大変?
充電ケースへの収納:問題なし
COMPLYを付けたまま充電ケースに問題なく収まります。蓋も問題なく閉まります。

取り外しも意外と簡単
付属のツールは使わず、縦にやや強くつまんで引っこ抜く感じで問題なく外せます。3ヶ月使って柔らかくなった今は、装着・脱着ともに楽になっています。
3ヶ月使って気づいたこと:柔らかくなったフォーム
おろし立てのときから3ヶ月経過し、ウレタン自体が柔らかくなりました。この変化がヘタリなのかは正直わかりません。むしろ柔らかくて耳への装着・脱着が楽になった、という側面もあります。
使用頻度は週3時間程度と、毎日フルに使っているわけではありません。それでもフォームの手触りは変わってきたので、本格的な夏を越したあとにどうなるかは、引き続き様子を見たいところです。
最近少し暑くなってきましたが、蒸れは若干あるものの、不快さはない程度です。ただ、本格的な夏を越したことがないので、ここは正直「まだわからない」と書いておきます。
気になる点・デメリット
価格は高い
イヤーチップとしては高価です。フォームは消耗品でもあるので、長く使うなら交換コストも見込んでおきたいところです。
音のクリアさを最優先するなら別候補もある
音の明瞭さを落としたくない方には、TPE素材のAZLAなど別ルートもあります(比較記事で整理しています)。私は「装着の安定」を取った結果、COMPLYに満足しています。
純正の軽さには勝てない
純正ほど耳への負担が少ないわけではありません。サイズさえ合えば純正が最適、というのが率直な感想です。
こんな人におすすめ/おすすめしにくい人
おすすめ
- 純正は好きだが、Lサイズでも装着がゆらゆらして集中できない
- 多少音が変わっても、フィット感を最優先したい
- 散歩・通勤で、音楽に没頭できる環境を作りたい
おすすめしにくい
- 純正の軽やかな音をそのまま維持したい
- 耳への圧迫感を最小にしたい
- イヤーチップにコストをかけたくない
- 運動中の外れにくさまで求める(未検証のため)
まとめ
純正イヤーチップ(Lサイズ)は軽くて音も軽やかで、とても良い印象でした。他サイズも試しましたが、どれもうまく固定されず、私の耳には合いませんでした。
COMPLY「TRUEGRIP MAX」(L)に替えてからは、多少音がこもるものの、装着が安定し、低音の張りも良く、落ち着いて聴けるようになりました。ノイキャンそのものの効きは大きく変わらない印象ですが、物理的な遮音と装着の安定により、音楽に集中しやすくなったのが一番の変化です。
値段は高いですが、ストレスが減った分、買ってよかったと感じています。次は、初代で好印象だったAZLAのAirPods Pro3向けモデルも試してみたいと思っています。試したら、また別記事でまとめます。

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