AirPodsの代わりの相棒に選んだイヤホンは、NUARL NT01Bです。
リンク
聴き比べはせず、パッケージが気に入ったので買いました。
NUARLとは
mtiという日本の貿易をしている会社のオーディオ事業、といった形でしょうか。仕様、設計は日本の会社が行い、中国の工場と契約して生産しているのかなと想像しました。
NT01Bの概要
NUARLの完全独立型イヤホンのベーシックモデルで、2018年11月9日に発売しました。2018年4月27日に発売したNT01の後継機のようです。
仕様
- Bluetooth 5.0 / Class 2
- 対応コーデックはSBCとAAC
- 連続再生時間は5時間
- イヤホン本体の充電時間は、専用ケースに入れて1.5時間
- 付属のケース「NT-CASE2」の充電時間は、2時間で、イヤホン本体を2.5回充電可能
- ケースの充電用の入力はmicro-usb
- イヤホン本体はカナル型で、iPhoneを制御するボタンが左右それぞれにある
- 親機である左側が、iPhoneと繋がる
- 子機である右側が、左側と繋がる
使ってみて
私は音に関してまったくの素人ですので、参考にならないかもしれませんが、感じたことを書いていきます。
音質
- 耳に優しい音。はじめは全体的にこもったような印象でしたが、慣れると低音はしっかり鳴っているし、高音も音の粒粒が聴こえます
- でも、高音はもう少しキラキラしてもいいかもしれない
- AMラジオでは、声がしっかり、丸みを帯びた優しい音で耳に届くので、非常に聴きやすい
遮音性
- 付属のイヤーピースは、フィッティングタイプとより深く耳に入れるプラグインタイプの2種類あり、両タイプとも音楽に集中できるレベルで遮音してくれます。トラックが横切るときはさすがに気がつきますが、自転車だと気がつかないかもしれません。
- AirPodsでは、iPhoneの音量は最大でしたが、NT01Bでは半分以下で十分です
音の切れなささ
- 東京駅などで子機と親機が切れることは数回あったが、すぐに復帰する。切れてもスムーズに復帰するので、不快感はない
- 親機とiPhoneが切れるようなことはなかった
イヤホンの操作性
- イヤホン本体のボタンがイヤホン上部にあるため、人差し指でボタンを、親指でイヤホン本体下部を支えるかたちとなり、次のことが起きました
- イヤホンが上下にずれる。(AirPodsではタップするだけなので、イヤホンがズレることはありませんでした)
- イヤホンを手で覆うことになるせいか、子機から音が出なくなることがありました
ケースの操作性
- 左側のイヤホンを、向かって左側に入れることが見てわかるようになっており、不便はない
- イヤホンをケースに入れる、というか置く感じ。磁石でくっつく仕様ではない。蓋をして、イヤホンをケースに押し付けるようなイメージ
- ケースの蓋にも磁石ではない。閉じるのが中途半端だったせいか、ジャケットのポケットに入れたとき、気づいたら蓋が開いていたことが数回ある
- 再生中でイヤホン本体をケースにしまうとイヤホンの電源を自動でオフにしてくれる
- 本機の前身機であるNT01では、蓋が勝手に開いてしまうようなことが報告されていて、後継機である本機ではボタン周りにリブを設け、誤作動を抑止している。半年で改善して市場に投入することは、素直にすごいと思う。
- イヤホンをケースに入れると充電が開始され、写真のように明かりが見える
質感
- イヤホン本体は高級感があります
- ケースは安っぽい
マイク
- Siriは正確に認識できなかったことが多い(10回中8回は誤認識)。街中では100%誤認識
- 通話のとき、周りの音も拾っているようで、通話先は非常に聞き取りづらいとのこと
結論
- 音は大満足です
- マイクがとても弱い印象です。「天気」と言うと、「12」と認識されました。AirPodsのマイクは完成度が高かったのだなぁと思いました
- ケースに磁石が使われていないのが、マイナスポイント。ケースにイヤホンを入れる、ケースの蓋を閉じるといった細かいところでわりと不便。
リンク
2018年12月14日に本機(NT01B)の上位機であるNT01AXが発売になったので、マイクの性能を試してみようかなと思います。
リンク