6月に入って15日も経ってしまいましたが、5月に聴いた曲を取りまとめました。5月はコロナ禍を乗り越えた雰囲気の兆しが街の中で垣間見ることができました。ゴールデンウィークの観光地は混んでいるし、平日の駅前の飲み屋はそれなりに混んでいるし、通勤電車も座れなくなりました。私も早く旧知の友人たちと心置きなくお酒を飲んだりしたいものです。
Kehlani / blue water road
Release Date: Apr 29, 2022
ケラーニはアメリカのシンガーソングライター。本作は3枚目のオリジナルアルバム。歌手になるまでの経緯が凄くて驚いている。大変な経験をしたからこそなのか、歌声は強さや希望に満ちているように聴こえます。考えて、悩んで、壁を乗り越えることをポジティブに歌っているように思います。とても素敵なアルバムです。
Hatchie / Giving The World Away
Release Date: Apr 22, 2022
ハッチーはオーストラリア出身のアーティスト。プロデューサーはJapanese Breakfastとの製作を担当したJorge ElbrechtとOlivia Rodrigoのプロデュースが秀逸なDan Nigro。このアルバムを紹介する記事をいくつか読みましたが、過去作が評価を得たことから生まれた喪失感を乗り越えた新しいはじまりのアルバムとのことで、冒頭のLights Onで高らかに宣言している。
完全に余談ですが、ハッチーの音は、どこか甘酸っぱさが漂っていて、なんでだろうと考えていたのですが、おそらく私が高校生の時によく聴いていたThe Stone Rosesの音の記憶とマッチして、甘酸っぱい気持ちになったのかなと思いました。
Kendrick Lamar / Mr. Morale & The Big Steppers
Release Date: May 13, 2022
ケンドリック・ラマーはアメリカのヒップホップアーティスト。
本作は5枚目のオリジナルアルバム。
私は4曲目のDie Hardの甘いメロディがとても気に入りました。クレジットを見てみると数名のアーティストの中にサンダーキャットの名前がありました。どれくらいの割合で参加しているかはわかりませんが、勝手にさすがだなぁと思っています。
本アルバムの理解を助ける優れた解説やレビューが数多く発表されており、いくつか以下に記します。
https://www.udiscovermusic.jp/columns/kendrick-lamar-aunties-diaries?amp=1
Tomberlin / i don’t know who needs to hear this…
Release Date: Apr 29, 2022
トンバーリンはアメリカのフォークミュージシャン。本作は2枚目のオリジナルアルバム。The Big Thiefのエイドリアン・レンカーのソロプロジェクトに参画していたPhil Weinrobeが共同プロデューサーに名を連ねる本作は、トンバーリンの透き通って輪郭のはっきりした歌声の存在を引き立てる魅力的なプロダクションで詰まっています。
静かで穏やかなムードで進行して、sunstruckで山場を迎えて、collect callerでエピローグ、力強いギターとともにstonedで二部が始まるって勝手に思ってます。特にhappy accident は気だるい歌とギターの繰り返しがとても気持ちがよくて、大変気に入りました。
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