/* */
PR

2022年10月に聴いて好きになった音楽

音楽
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

もう年末。10月、11月は忙しくしていて、サボってしまい、投稿がだいぶ遅くなってしまいました。忙しい中、2022年10月も素敵な音楽に出会うことができました。

スポンサーリンク

松任谷由実 / ユーミン万歳!

Release Date: Oct 4, 2022

松任谷由実は日本のシンガーソングライター。本作は、デビューから50周年を迎えた松任谷由実のベストアルバムで、GOH HOTODAや松任谷正隆によるマスタリングが施されています。マスタリングのせいか、どことなく、今まで聴いていた音よりも弾力のあるみずみずしい音が楽しめました。これから松任谷由美を聴いてみたい、という方の、とっかかりになる最適なアルバムだと思います。

The 1975 / Being Funny in a Foreign Language

Release Date: Oct 14, 2022

The 1975は、イギリスのロックバンド。本作は5枚目のオリジナルアルバム。The 1975は、音の隙間というか、空気感が独特で大好きなバンドなのですが、本作でもそのバンドの特徴は維持しつつ、なんというか、感情的な温かみを感じることができました。プロデューサーにJack Antonoffが携わっていることも影響があるのかもしれませんね。

Björk / Fossora

Release Date: Sep 30, 2022

ビョークは、アイスランド出身のミュージシャン、俳優、音楽プロデューサーです。本作は10枚目のオリジナルアルバム。アルバムタイトルの「Fossora」(フォッソラ)はビョークの造語で、「掘る人」という意味の「fossore」を女性名詞にしたもので、ニュアンスとしては「地面を掘る女性」という意味のようです。

アルバムは、ビョーク13番勝負、のように感じました。例えば1曲目「Atopos (feat. Kasimyn)」ではクラリネットと、2曲目の「Ovule」はトロンボーンとビョークの歌声が戦っているというか、その特徴的な2要素が絡まり、みみずのようになって地面に潜る、そんなアルバムでした。

Freddie Gibbs / $oul $old $eparately

Release Date: Sep 30, 2022

フレディ・ギブスはアメリカのラッパーです。本作は6枚目のオリジナルアルバム。太い声で固い韻、スムーズでメロディックなフローが格好いいです。

Loyle Carner / Huge

Release Date: Oct 21, 2022

ロイル・カーナーはイギリスのラッパーで、南ロンドン出身です。本作は3枚目のオリジナルアルバムです。現行ジャズと90年代的ジャジーなブーンバップ・サウンドが融合した音楽で、リラックスして聴けてしまうのだけれど、歌っている内容はとても内省的。

Arctic Monkeys / The Car

Release Date: Oct 21, 2022

アークティック・モンキーズは、イギリスのロックバンド。2002年に結成し、本作は7枚目のオリジナルアルバム。とても穏やかで滑らかに伸びていく歌声と、とても制御というか抑制されたプロダクションは、歌声の神々しさを引き立てて非常にマッチしているように思いました。多分、何年も聴き込むタイプのアルバムです。

Dry Cleaning / Stumpwork

Release Date: Oct 21, 2022

ドライ・クリーニングは、イギリスのポストパンクバンドです。本作は2枚目のオリジナルアルバム。出自がインスト・ポスト・パンクを演奏するために結成され、2018年に枯れたボーカルスタイルのフローレンス・ショウが加わった。

前作同様、乾いたギターが繰り返される中、自由に歌う(というか詩を読む)という独特のボーカルが気持ちいです。

Alvvays / Blue Rev

Release Date: Oct 7, 2022

オールウェイズは、2011年に結成されたカナダのインディー・ポップバンド。本作は、3枚目のオリジナルアルバム。

あるインタビューで、 本作は「想像と違うものを見たときの痛み」を乗り越えていくことをテーマにしていて、前向きな甘酸っぱい青春を感じさせてくれる。青春、というのは90年代の英国のニューウェイヴやガレージロックの影響が、私の青春時代と重なるから、か。

Taylor Swift / Midnights

Release Date: Oct 21, 2022

テイラー・スウィフトは、アメリカのシンガーソングライターです。本作は10枚目のオリジナルアルバム。コロナ禍の2020年に制作された前作「folklore」や前々作「evermore」がフォークやカントリー寄りのアプローチと、自分ではなく、他人について書くことが非常にマッチしていたことで、傑作たり得たと思う。その延長線を期待して本作を聴くと、裏切られると思う。

ただし、本作の、派手さのない、抑制した穏やかなプロダクションは、「人生にちりばめられた13の眠れぬ夜の物語」というテーマの通りだと思うし、このプロダクションと、とても心地の良いメロディアスな歌声のマッチングは、逆にフレッシュに感じました。

Carly Rae Jepsen / The Loneliest Time

Release Date: Oct 21, 2022

カーリー・レイ・ジェプセンは、カナダの出身のシンガーソングライターです。本作は5枚目のオリジナルアルバム。ギターのアレンジがとても好みのアルバムでした。
経緯やアルバムの背景を丁寧に記載した記事を紹介しておきます。
愛を求める人のための“孤独”の歌カーリー・レイ・ジェプセン『The Loneliest Time』 | TURN

MAVI / Laughing so Hard, it Hurts

Release Date: Oct 14, 2022

マヴィは、アメリカのラッパーで、本作は2枚目のオリジナルアルバム。痛みも笑いも心に共存していて、そのほかの両極端な感情も同時に共存している複雑な心を誰もが持っている、ということがテーマなのかなと思いました。内省的で抑制的な音楽で、とても気に入りました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました