9月、残暑が続いています。アントニオ猪木さんが10月1日にお亡くなりになりました。98年、東京ドームでの引退試合でのメッセージを距離はありましたが直接受け取ることができて、幸せでした。30代半ば、無理だと諦めていたことに挑戦した時、背中を押してくれたのは「道」でした。ありがとうございました。
Kenny Beats / Louie
ケニービーツは、アメリカのプロデューサー、エンジニア、ソングライターです。Vince StaplesやFreddie Gibbs、Denzel Curryといった第一線のヒップホップアーティストを手掛けるビートメイカーのソロアルバム。
ケニーの父親が癌と診断された時、ケニーは父親が作っていたミックステープを思い出し、父親へのトリビュートとして自分のミックステープを作ることにした。その結果、本作が誕生したのです。
本作はインストゥルメンタルが中心なのですが、アドリブだったりリフを乗せるアーティストがちょいちょい入るのが、贅沢。ゆったりと安らかな時間を過ごすときに聴きたいと思うアルバム。
Rina Sawayama / Hold The Girl
リナ・サワヤマはイギリスを拠点に活動している日本人アーティスト。本作は、高く評価されたSAWAYAMAに続く2作目のオリジナルアルバム。
攻めていたSAWAYAMAと比べるとシンプルなプロダクションですが、それがより歌(声)を引き立たせるように思います。彼女の滑らかで透明な歌声は、聴いていて気持ちがいいですね。
Jockstrap / I Love You Jennifer B
ジョックストラップは、ロンドンで活動するオルタナティブポップデュオ。本作はデビューアルバム。
曲の展開が面白い実験的なアートポップ。美しい。
Black Thought & Danger Mouse / Cheat Codes
アメリカのプロデューサー、デンジャー・マウスが、The Rootsのブラック・ソートとコラボレーションしたプロジェクト。
ソウルやジャズ、ブルースからのサンプルで構築されたプロダクションで、まさにブラック・ソートがラップをするためのビート。
Stella Donnelly / Flood
ステラ・ドネリーはオーストラリアのシンガーソングタイター。本作は2枚目のオリジナルアルバム。
内省的なアルバムだけれど、軽快で飽きないメロディに乗せられると、気分が穏やかになる。
J.I.D / The Forever Story
J.I.Dはアメリカのラッパー。本作は3枚目のオリジナルアルバム。JIDの人生を通した家族や仲間、ヒップホップが、JIDのライム、フロー、そしてメロディで語られる。時にはエモーショナルなプロダクションの上を、もしくは数音の中をライムが駆け抜ける、その爽快感がたまらないです。
Djo / Decide
Djoはアメリカの俳優ジョー・キーリーのミュージシャンの時の別名。本作は2枚目のオリジナルアルバム。
サイケデリックなシンセとファンクなビート、ニューウェーブを独自に解釈して再構築する。そして、70年代の雰囲気を今風に仕上げているように聴こえました。
Sudan Archives / Natural Brown Prom Queen
スーダン・アーカイヴスはアメリカのシンガーソングライター。本作は2作目のオリジナルアルバム。
カラフルなR&B 。少し引っかかる声がかわいい。
藤井隆 / Music Restaurant Royal Host
藤井隆は日本のコメディアン、ミュージシャン、プロデューサー。本作は5作目のオリジナルアルバム。
シティポップ、ダンス、歌謡曲がバランスよく収録されていて、あぁ、良き。どれも好きですが、特に私は藤井隆さんの歌謡曲がとても好きです。
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