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iPad Proでsshクライアント「prompt2」を使ってみた

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prompt2の概要

prompt2は、Panic, Inc.社が開発しているSSHクライアントです。
以前の記事で紹介したTermiusがクロスプラットフォームであったのに対して、iOSでのみ提供されています。 Panic, Inc.は、iOS向けテキストエディタのCODAも作っています。

Prompt 2

Panic, Inc. すばやくパワフル、ビューティフル。
Prompt 2は新機能を盛り込み、より美しく、新しく生まれ変わりました。

費用( 2018/12/01時点)

  • 買い切りで、1,800円でした。

繋いでみる

認証鍵の登録

パスワード欄右側の鍵ボタンをタップすると、認証鍵リストがポップアップされます。
右上の+ボタンをタップすると、認証鍵を追加できます。追加の方法は、認証鍵をprompt2で生成するか、クリップボードからペーストするかの2通りです。

事前に認証鍵が用意されている場合、予め鍵(-----BEGIN RSA PRIVATE KEY-----で始まる行から-----END RSA PRIVATE KEY-----までを)をコピーしてから、「クリップボードからペーストする」をタップします。 prompt2で生成する場合は、次のような画面が表示されます。

tmuxやvim

サーバーと繋いで、tmuxやvimは問題なく利用できました。

iPad Pro 11インチに非対応?

2018/12/04時点では、iPad Pro11インチには対応していないようで、その影響か、所々で「q」が表示されてしまいます。
サポートセンターに日本語で問い合わせたところ、日本語で回答があり、次のバージョンで対応するとのことでしたので、しばらく待つとします。

日本語入力

文字の入力はできるものの、文字を打つたびにカーソルと文末に空白ができてしまい、このままでは文中の修正などは面倒でほぼできないです。
ただ、回避策がありまして、設定でフォントをMigu 2M(Japanese)を選択すれば、カーソルが文末に来ていい感じになります。

設定など

設定画面はシンプルで、多くは設定できませんが、テーマやフォント、全体の色を設定できます。


ダークテーマはこんな感じです。

結論

私は、ふだんのフォントはSource Code Proを使っているので、日本語編集の際はフォントを変更するのが手間だなぁと思う以外は、いい感じに作業ができそうなアプリです。
  iPad Pro11インチ対応で直ったらいいなぁと思うこと
  • 画面の上下に無駄なスペースがある
  • 「q」問題