2025年も、私たちの日常には常に素晴らしい音楽が寄り添っていました。
私にとって、2025年は音楽を楽しむだけでなく、bobo-devとしてWindows向けアプリ「imasup」の開発に情熱を注いだ一年でもありました。TypeScriptでロジックを組み、Electronで形にしていく。その孤独でエキサイティングな作業の傍らには、いつもこれらの楽曲がありました。
開発者の視点も交えつつ、今年のベストを振り返りたいと思います。
2025年のBest Album
■ Best Album of the Year： Kali Uchis 『Sincerely: P.S.』
今年のナンバーワン・アルバムは、Kali Uchisの『Sincerely: P.S.』です。 彼女の持つドリーミーで官能的な歌声が、より深みを増して届けられた今作。深夜、コードの海に深く潜っている時、彼女の歌声はまるで凪いだ海のように私の集中力を支えてくれました。R&Bとラテンが交差する緻密なサウンドレイヤーは、洗練されたUIを構築する際の良い刺激になりました。
■ Favorite Albums： 星野源 『GEN』
星野源 『GEN』 「imasup」の複雑なロジックを組み立てている時、星野源さんの音楽は最高の伴走者でした。緻密に編み込まれたリズムと、日常を肯定する歌詞。完璧主義になりがちなTypeScriptのコーディング中、彼の音楽は「遊び心」を思い出させてくれます。
■ Favorite Albums： Mei Semones（メイ・シモネス） 『animaru』
Mei Semones（メイ・シモネス） 『animaru』 まさに「フワッフワでウキウキ」！UIの微調整や、Electronでのパッケージング作業など、少し軽やかな気持ちで進めたい時にこのアルバムを流すと、驚くほど作業が捗りました。多幸感に溢れた、最高に心地よい一枚です。
2025年のBest Track
■ Best Track of the Year： 米津玄師 × 宇多田ヒカル 「JANE DOE」
2025年、音楽シーンに衝撃を与えた最強のコラボレーション。「JANE DOE」は、文句なしのベストトラックです。 重厚なビートと二人の歌声が共鳴するこの曲を聴くと、開発中に突き当たった壁さえも、新しい発見へのプロローグに思えてくるから不思議です。音楽が持つ圧倒的なエネルギーに、何度も救われました。
■ Favorite Tracks： 米津玄師 「Plazma」「1991」
米津玄師 「Plazma」「1991」 「Plazma」のエッジの効いた質感と、「1991」のノスタルジックなアプローチ。彼の音楽的体力の凄まじさは、一人の開発者（bobo-dev）としても大いに刺激を受けるものでした。
■ Favorite Tracks： TENBLANK 「旋律と結晶」
TENBLANK 「旋律と結晶」 この曲の透明感と、タイトル通り「結晶」のように研ぎ澄まされたメロディ。ソースコードを整理（リファクタリング）し、美しく整えていく瞬間のカタルシスと、この曲の清涼感が見事にリンクしていました。
2025年を振り返って：開発と音楽の共進化
2025年の音楽を振り返ると、個々のアーティストが自身の内面を掘り下げ、純度の高い作品を届けてくれた一年だったと感じます。
それは私が「imasup」というアプリを通じて、TypeScriptやElectronという技術を使い、自分なりの表現を模索したプロセスとも重なります。良いコードにはリズムがあり、良いアプリにはメロディのような心地よさがある。そんなことを考えさせられた一年でした。
皆さんの2025年は、どんな音が流れていましたか？ 来年もまた、私たちの心を震わせる新しい音楽、そして新しい技術との出会いを楽しみにしています。
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