6月と言えば梅雨ですが、あっという間に明けてしまいました。初めての暑い6月です。
冨田ラボ / 7+
Release Date: Jun 29, 2022
冨田ラボは、音楽プロデューサー冨田恵一のソロプロジェクト。本作は7枚目のオリジナルアルバム。
夏の夜の高速をドライブしながらかけたいアルバム。特に気に入ったのは早見沙織が参加したDEEPER。この人の声が大好きだからか、歌声も透き通るような繊細さに耳を奪われるのですが、時折聴かせてくれる芯の強さに「ああ、好き」となります。ウゴウゴと低く唸るようなベースとの対比が、早見沙織の歌声を引き立てているのかなと思いました。
The Smile / A Light for Attracting Attention
Release Date: May 13, 2022
The Smileは、レディオヘッドのトム・ヨークとジョニー・グリーンウッド、そしてサンズ・オブ・ケメットのトム・スキナーと結成した新しいバンド。驚くほど音が良くて、さすがBob Ludwigの仕事です。全編通してみて、トム・スキナーの鳴らすドラムが面白いアルバムだなぁと思いました。
Ravyn Lenae / Hypnos
Release Date: May 20, 2022
レイヴン・レネーはアメリカのR&Bシンガーソングライター。本作は初めてのスタジオアルバム。私の足らない語彙をひけらかすのは恥ずかしいのですが、このアルバムはアーバンで、スペイシーなプロダクションに、とても繊細な歌声。特に、Skin Tightを聴くと、いま、暑い日本ですが、体感温度が3度くらい下がるような気がします。No NameやSteve Lacyがお好きな方なら、大好物ではないでしょうか。とても長く聴けるアルバムと出会えて嬉しいです。
おとぼけビ〜バ〜 / スーパーチャンポン
Release Date: May 6, 2022
おとぼけビ〜バ〜は日本の4人組バンド。前作も好きなアルバムでしたが、今作は前作よりも勢いを感じます。転調やテンポが目まぐるしく変わったりと、音のカオスの中、突き抜けているファニーな詞が聴こえてくると興味が尽きない。
おとぼけビーバーを聴くと、中学生の時、初めてガーリックボーイズを聴いたときのことを思い出します。
宇多田ヒカル / Hikaru Utada Live Sessions from Air Studios
Release Date: Jun 9, 2022
宇多田ヒカルの有料配信ライブの音源が配信された。Netflixでの配信も観ましたが、シンプルに聴こえるようでもたくさんの方が演奏しているという当たり前のことに気がつきました。また、ドラムやパーカッションがどうやってグルーヴを作っていくかが良くわかる面白い配信でした。この配信に向けて公開されたVOGUEの宇多田ヒカルへのインタビュー記事が金言だらけでした。
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