AK70 MK2を手放して、代わりに手に入れたのは
Fiio M9です。
手に入れた動機
- SpotifyやTIDALといった音楽配信サービスをオフラインで楽しみたい
- バランス接続で音楽を聴きたい
次の記事で書いた通り、当初DAPに求めていたのは
いい音で音楽を聴くことで、AK70 MK2はその要件を十分に満たしてくれました。
しかし、業の深い私は、次第に上記の2つの要件を満たしたくなってしまったのです。
音楽配信サービス
いい音で、たくさん音楽が聴きたくなり、ツタヤで借りたり、方々探し回って買ったCDをiTunesで取り込んでいました。
以前紹介した音楽情報サイトである
Album of The Yearで良さそうなアルバムを見つけても、CDを手に入れるのが手間に思うようになりました。
たまたま
Spotifyで60日間無料キャンペーンをやっていたので試してみたら、本当に便利で驚きました。
私の場合、次の3ステップで便利さを実感しました。
- iPhoneを使ってAlbum of The Yearで良さそうなアルバムを見つける。
- アルバムの詳細画面にある”Spotify”ボタンをタップ
- Spotifyアプリにある聴きたいアルバム画面に遷移
聴きたい曲を聴きたいと思った時にすぐ聴けるので、CDを借りに行ったものの、聴きたいアルバムがなかったり、何が聴きたかったのか忘れてしまうといったことがなくなりました。
オフライン
オフラインとは、Wifi環境下で曲をDAPにダウンロードして、外出先で音楽を楽しめるというもの。
私は
Tidalをオフラインで利用したくてM9を手に入れました。
Tidalは、ロスレス音楽ストリーミングサービスで、まだ日本では正式にサービス展開されていませんが、
こちらで詳しく親切に書かれていますので、参考にしていただければと思います。
M9では、ダウンロードした曲の保存先を、内部ストレージか、SDカードか選択ができます。
Tidalの音質
音に詳しいわけではない私でも違いがわかりました。
CDからリッピングしたALACと、TidalのHifi音源を比べると、Tidalのほうが、音の輪郭がはっきりとしているものの、音自体が柔らかく、厚い印象でした。一方のALACもいいのですが、高音が耳に刺さるような気がしていて、出来るだけTidalで聴こうと思うようになりました。
バランス接続
バランス接続のために、M9と一緒に次のイヤホンを購入しました。
はじめてのMMCXイヤホンでしたが、とても満足しています。
でも、恥ずかしいのですが、アンバランスとの違いは、よくわかりません。なんとなく、音に厚みがあるような気がする程度です。
結論
次の不満はあるものの、M9を買ってよかったと思っています。
- 動作がもっさりしていて、タッチしてから数秒待たされることは日常茶飯事
- 物理ボタンを無効にするようなスイッチがないため、ポケットに入れる際に音量が上がったり、停止ボタンを誤って押すことがある
なによりも、いろんな音楽をいい状態で聴けるようになって、少し世界が広がった気がしています。
機会があれば、気に入った音楽を紹介できればと思います。
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