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iPhone8が水没してしまい、防水でないことを知る

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iPhone8は耐水ですが、うっかり水没してしまい、交換することとなりました。私のように勘違いされている方もいるかもしれませんので、共有できればと思います。
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iPhone8って防水でないの?

私、てっきり防水だと思っていたのですが、勘違いでした。
Appleのサポートページにあるように、防沫・耐水・防塵であって、防水ではないようです。
もう少し詳しい説明を引用します。
iPhone XS および iPhone XS Max は、IEC 規格 60529 に基づく IP68 等級 (深さ 2 m まで、最長 30 分間) に適合しています。iPhone XR、iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus は IEC 規格 60529 に基づく IP67 等級 (深さ 1 m まで、最長 30 分間) に適合しています。防沫性能、耐水性能、防塵性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります。水濡れによる損傷は、保証の対象外となります。ただし、 消費者法 の下で権利が認められる場合があります。

IEC 規格とは

IEC規格とは、国際電気標準会議 (International Electrotechnical Commission)が制定する国際規約のことです。
IECは、各国の標準化機関が集まって、国際的な規格の標準化を行なっています。日本からは、JISを制定する日本工業標準調査会(JISC)が代表として参加しています。

IEC規格 60529 とは

機械や器具などを対象とした固形物や液体の侵入保護構造を等級で規定するもので、IPコードと呼ばれる次の体系で等級が表現されます。 IP [第一特性数字][第二特性数字] ([付加特性数字]) 第一特性数字
数字器具に対する保護の内容、外来固形物の侵入に対して
0無保護
1直径50mm以上の外来固形物の侵入に対して保護されている
2直径12.5mm以上の外来固形物の侵入に対して保護されている
3直径2.5mm以上の外来固形物の侵入に対して保護されている
4直径1.0mm以上の外来固形物の侵入に対して保護されている
5防塵形:粉塵が内部に侵入することを防止する。若干の粉塵の侵入があっても正常な運転を阻害しない
6耐塵形:粉塵が内部に侵入しない
X規定しない
第二特性数字
数字器具に対する保護の内容、液体の侵入に対して
0無保護
1鉛直に滴下する水滴に対して保護されている
215度以内で傾斜しても鉛直に滴下する水滴に対して保護されている
3鉛直から60度以内の噴霧水の水によって有害な影響を受けない
4いかなる方向からの飛沫によっても有害な影響を受けない
5いかなる方向からの直接暴噴流の水によっても有害な影響を受けない
6いかなる方向からの暴噴流の水によっても有害な影響を受けない
7規定の圧力及び時間で水中に浸漬しても影響を受けない
8IPx7より厳しい条件下で継続的に水中に沈めても有害な影響を受けない
X規定しない
付加特性数字
数字人体に対する保護の内容、危険な部分への接近に対して
A手の甲が危険な部位に接近しないよう保護されている(鋼球・直径50mm)
B指での危険な部分への接近に対して保護されている(関節付試験指・直径12mm 長さ80mm)
C工具での危険な部分への接近に対して保護されている(試験棒・直径2.5mm長さ100mm
D針金での危険な部分への接近に対して保護されている(針金・直径1.0mm長さ100mm)

iPhoneは防水ではない

iPhoneはIP67等級ですので次の性能となります。

第一特性数字
6: 耐塵形:粉塵が内部に侵入しない

第二特性数字
7: 規定の圧力及び時間で水中に浸漬しても影響を受けない 字面だけ見れば完全防水な印象ですが、冒頭で引用したAppleのサポートページの記載で、深さ1mまで、最長30分までと宣言されています。

今回、水着のポケットにiPhoneを入れたまま1時間プールで過ごしたら、水没しました。途中、プールに入って30分くらいのときは確かに普通に操作ができていましたので、実感としてAppleの宣言通りの性能なのかなと思います。

幸い、AppleCareに入っていたので、Appleに連絡し、円滑に対応いただきました。その顛末は別の記事で 紹介したいと思います。

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