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高音質な音楽配信サービス TIDALを使ってみて

tidal 音楽
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Apple MusicSpotifyをはじめ、様々な音楽配信サービスが展開されています。料金が定額で、いつでもどこでも好きな音楽が聴けるようになりました。CDからリッピングするなどの手間もありませんし、大変便利です。(とはいえ、楽曲によってはリッピングした音源の方が好み、ということもあるのですが)
私も多分に漏れず、音楽配信サービスを利用しています。出来るだけ良い音、好みの音で音楽を聴きたくて、TIDALをメインで、TIDALにない邦楽をAmazon Music HDで利用しています。
それぞれのサービスの使い勝手などを紹介できればと思います。本記事では、TIDALについて、紹介したいと思います。

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TIDAL

TIDALは、ノルウェーのAspiro社が53か国で展開する音楽配信サービスです。2014年にサービス開始しましたが、2015年には、Jay-Zの保有するProject Panther Bidco Ltd.に買収されました。
2020年2月時点で、Alicia KeysやBeyoncé,、Coldplay, Daft Punkなどの多くのアーティストが所有する音楽配信サービスです。アーティストが中心にいて、ファンとの繋がるためのプラットフォーム、という方針のようで、アーティストの独占配信ビデオやポッドキャストなども提供されています。

利用料

高音質なMasterやHiFiを利用できるHiFiプラン(プランと音質で同じ名称なので紛らわしいのですが)と、Apple Musicと同じくらいの音質の2つのプランがあります。私はPremiumは利用したことはないのでわからないのですが、320kbpsのAACで配信されるので、Apple Musicと同じような音質かなと思います。

HiFi for 月額19.99ドル

Master – Authenticated files from the mastering process. Studio quality. Unrivaled clarity and depth. MQA is authenticated by the artists themselves.
HiFi – Lossless CD quality (FLAC: 1411kbps or 16bit / 44.1kHz).
High – Best compromise between data usage and sound quality (320kbps AAC).
Normal – Reduced data usage for slower connections.

Premium for 月額9.99ドル

High – Best compromise between data usage and sound quality (320kbps AAC).
Normal – Reduced data usage for slower connections.

はじめかた

2020年2月時点では日本ではサービス展開されていませんが、こちらで詳しく記事にされていますので、参考にしていただければと思います。

使ってみた

UIはすごく洗練されています。黒の背景の中にアルバムジャケットが浮かび上がり、音楽にフォーカスできるデザインです。可能であれば、次の理由からアプリでの利用をおすすめいたします。

  • HiFi音質、MASTER音質で聴くことができる
  • オフラインでの再生ができる

TIDALアプリで再生する

デジタルオーディオプレイヤー

デジタルオーディオプレイヤーにTIDALアプリをインストールすれば、TIDALを利用できます。FiiOのM9、M11、M11 Proでは、FiiOのApplicationsアプリやAPK Pureからダウンロードして利用できました。

fiio ApplicationsとAPK Pure
左がFiiO Applications、右がAPK Pure。
Mac

こちらからダウンロードしたアプリをインストールして利用することが可能です。

ブラウザで再生する

ブラウザをPC版に設定し、TIDALのサイトへログインすれば利用可能です。
なお、ブラウザの仕様によっては、HiFi音質やMASTER音質は利用できません。また、ブラウザではオフラインでの利用も出来ません。

良いと思うところ

UIがすごく洗練されていて、迷わない

黒の背景に文字は白かビビッドな緑で非常にシンプルですが、考えられたデザインで、すごく使いやすいです。

ここを押したらこうなるかな、と期待することがその通りになるので、慣れるのに時間は必要ありませんでした。

play and home screen
左が再生画面。右がHome画面。
アーティストのバイオグラフィーや楽曲ごとのクレジットが参照できる

CDのジャケットに書かれていたような、楽曲制作に携わった方々のクレジットが、参照できます。また、そのクレジットを辿ることもできるので、例えば「この曲のプロデューサーって、他にどんな曲作ってるのかな」ということが、1タップで調べられ、しかもその場で楽曲を聴けるので、おもしろいです。
全ての楽曲でクレジットが登録されているわけではありませんが、わりと登録されている印象です。また、アーティストのバイオグラフィーも参照することができます。

クレジットの表示
楽曲毎のクレジットであったり、アーティストがクレジットされている楽曲、という形でも表示できる
おすすめされる楽曲がわりとビンゴ

鑑賞した楽曲の履歴からMY MIXというプレイリストを作ってくれます。この選曲がなかなか良いです。決まったアルバムを聴く事がない時にフラットこのプレイリストを聴くと、新しい出会いがあったりして、重宝しています。

プレイリスト
鑑賞履歴から履歴から作成されるMy Mix

楽曲の傾向

洋楽が中心です。日本ではサービス展開されていないことからも察しの通り、日本人アーティストの楽曲は多くはないですが、少なからず配信されています。別記事で書いていますので、参考にしていただければと思います。

設定画面

以下はデジタルオーディオプレイヤーの設定画面のスクリーンショットで、音質の設定やダウンロードした楽曲ファイルの保存先を設定することができます。

設定画面
設定画面は、My Collectionタブの上部の歯車マークをタップすると表示されます

結論

私は高校生の頃、タワーレコードで輸入CDを買うためにバイトをしていました。頼りにしていたのは、店員が書いたポップと、Rockin’onです。(ジャケ買いもたまにしていましたが、7割は残念な内容でした。)
あれから20年以上経ちますが、そのときに持っていた、音楽に対する好奇心旺盛さと近しいものをTIDALが与えてくれました。
「D’AngeloのReally Loveのドラムっていい感じに跳ねてるよな。誰が叩いているかな。え、ahmir thompsonって聞き覚えがあるけど、、、。ヘェ〜、Questloveか。じゃあ、次はthe Rootsを聴いてみよう。」
上記のようなことが手のひらで簡単にできます。

クエストラブ

次の条件を満たす方にはもってこいのサービスだと思います。

  • 洋楽中心に聴いていて、たまに邦楽も聴く
  • CD音質以上で聴きたい
  • 誰がプロデュースした、誰が演奏している、などクレジットが気になる

なお、もしAmazonプライム会員であれば、お得にハイレゾ、ロスレスを楽しめるAmazon Music HDを検討されるのもいいかもしれません。まずはハイレゾを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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