Oracle Instant Clientのインストールは私にとって鬼門で、だいたいやりかたを忘れてしまい、さぐりながらの対応で半日棒にふるようなことを何度も繰り返してきました。それはもったいない。No More棒。忘れてもいいように記事にします。
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前提
- エディション: Windows11 Pro
- バージョン: 21H2
- OSビルド: 22000.282
Oracle Instant Clientとは
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軽量で簡単にインストールできる、無料のOracle Databaseツール、ライブラリ、SDKを使ってアプリケーションを作成し、Oracle Databaseインスタンスに接続しましょう。 Oracle Instant Clientでは、ローカルまたはリモートのOracle Databaseにアプリケーションを接続して、開発および本番環境へのデプロイが可能です。Instant Clientライブラリは、基本的なデータ機能とハイエンドなデータ機能に加えて、必要なクライアントネットワーク接続も備えているため、Oracle Databaseを余すところなく活用できます。Node.js、Python、PHPのような人気のある言語や環境で使われるOracle APIを下から支え、OCI、OCCI、JDBC、ODBC、ProCにもアクセスできます。Instant Clientに含まれるSQLPlusやOracle Data Pumpなどのツールで、データにすばやく、簡単にアクセスできるようになります。
インストール
手順1.Oracle instant Clientをダウンロード
以下のOracle Instant Clientのダウンロードページから、次の6つのZipファイルをダウンロードします。
Microsoft Windows(x64)64ビット用Oracle Instant Client | Oracle 日本
Microsoft Windows(x64)用Oracle Instant Clientのダウンロード(64ビット)
なお、ダウンロードするバージョンは、接続先の制約などもあるので、それぞれの要件にあったバージョンをダウンロードしてください。今回は、現時点で最新版のVersion. 21.3.0.0.0をダウンロードします。
手順2.ダウンロードしたZipファイルを一つのフォルダにまとめて解凍する
手順1でダウンロードした6つのZipファイルを解凍します。解凍するとinstantclient_21_3
のようなinstantclient_バージョン
というフォルダが作成され、ファイルが格納されます。6つのZipファイルを解凍して、instantclient_バージョン
のフォルダをはぐくんでいきます。
手順3.instantclient_バージョンファイルを適当な場所へ移動
Oracle Instant Clientのファイル群を保管する場所へ移動します。
私の場合、Cドライブ直下に作成したOracle
フォルダ内に格納しました。
手順4.システム環境変数に設定
システム環境変数で、手順3で格納したOracle Instant ClientのファイルのありかをPathに設定する必要があります。
「システム環境変数」を設定する画面を呼び出す
タスクバーの検索で、「システム環境変数」と入力すると表示される検索結果「システム環境変数の編集」をクリックします。
システム環境変数の設定
実際に設定する値は次の通り。
変数名 | 内容 | 例 |
---|---|---|
Path | Oracle Instant Clientフォルダの所在を示す | C:\Oracle\instantclient_21_3 |
TNS_ADMIN | tnsnames.oraなどの設定ファイルの所在を示す。(本変数を設定しない場合、instantclient_バージョン\netwotk\admin ) | 私の場合、本変数は使用せず、デフォルトのC:\Oracle\instantclient_21_3\network\admin をそのまま使用した。 |
PCを再起動する
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参考
上記手順は、以下ページの一番下に小さな文字で書いてある。
Microsoft Windows(x64)64ビット用Oracle Instant Client | Oracle 日本
Microsoft Windows(x64)用Oracle Instant Clientのダウンロード(64ビット)
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