マイクやカメラのアングル固定をしたくてアームを探した結果、Elgato MULTI MOUNTシステムが良さそうだと判断し、試してみました。マイクアームとフレキシブルアームの二兎を追えるのか。
Elgato MULTI MOUNTを手に入れた動機
机の上をできるだけすっきりさせたいです。これらの記事は、すっきりは格好いいことを教えてくれました。私にはセンスはないが、やる気はあるので、まずは見様見真似ですっきりさせてみようと日々、あれこれ考えています。
これらの記事を読み漁っていると、すっきりしているな、と思う机周りは、必ずマイクアームを使っているということに気がつきました。そう、たいてい皆さんBlue Microphones Compassをお使いでした。
一方、別の興味で、ガジェットなどを被写体にしたとき、俯瞰で写真が撮れたらなと調べていたら、フレキシブルアームでカメラを固定して撮影していることを知りました。フレキシブルアームとマイクアームは形が似ているから、ふだんはマイクアームとして利用して、必要な時にフレキシブルアームとして活躍してもらえるような、運用ができればと思い、今回紹介するElgato MULTI MOUNTシステムを手に入れることにしました。
やりたいこと
用意したもの
- Master Mount L
- Flex Arm L
- KC カメラ三脚⇒マイクホルダー 変換アダプター MHA-1/4-3/8 (1/4″-3/8″)
Master Mount L
自立するリグの支柱となるパーツ。サイズが2つあり、私はLを用意した。下の動画の右側がL。長さは最短で0.5mくらい、最長で1.1mくらいです。先端には1/4インチのボールヘッドがついている。また、支柱の下部には机と支柱をつなぐクランプがついている。あと、ケーブルを支柱に留めるための部品が径違いで3つ付属している。
なお、支柱の許容荷重は2kgとのこと。Flex Armの先では1kgくらいが限界かなぁ。
Flex Arm L
支柱の先端から延びるポールのセット(24㎝が1本、17㎝が1本、8cmが2本)。4本を組み合わせてアングルを自由に設定することができます。注意点は、ボールヘッドは付属していないこと。
KC カメラ三脚⇒マイクホルダー 変換アダプター MHA-1/4-3/8 (1/4″-3/8″)
ボールヘッドのネジの径は1/4インチ。カメラと三脚をくっつけるネジの径と同じです。一方、私が使っているマイクのショックマウントの径は3/8インチ。マイクとカメラでネジの径が違うことを知り、あわあわしましたが、変換アダプター(1/4メス、3/8オス)を見つけて事なきを得ました。勉強になりました。
設置してみた
運用を考える
たぶん、この機材はスポットで必要なアングルを固定するためのもので、私のようにわりと恒久的にアングルを固定するための機材でない気がします。ポールの接合部分はボールを板で挟んで角度を固定するような仕組みで、例えば斜め上に固定したい場合は、それなりに強い力でねじを締めないとすぐにだらんと下がってしまう。
ちなみに、写真でFlex Armからぶら下げているマイク(マランツ MPM-1000)は300g。マイクだけなら斜め上のアングルでも固定されますが、ここにヘッドフォン(SONY WH-1000XM3, 255g)をかけたらゆっくりさがってしまいました。
したがって、ここに一眼レフをぶら下げて俯瞰撮影は厳しいかもしれませんね。
最後に
机の上がすっきりするかと思ったら、「お、スペースがありやんすね」と荷物を置いてしまう自分のマインドを、すっきり変える必要があることを認識しました。
あと、カーテンは変えたほうがいいなと思いました。どんなカーテンにしようかな。
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