iPadOSは、以前からサードパーティー製のJIS配列のBluetoothキーボードをUS配列と認識しています。2022年10月25日未明に公開されたiPadOS16.1で、HHKB Professional HYBRID Type-S JIS配列を、iPad ProがJIS配列と認識するか、確認しました。
[2022/10/27 追記]とんまのまんと(@mmantle3)様より、設定をすればJIS配列と認識するとご指摘をいただきました。確認したところ、ご指摘の通りでしたので記事の内容を修正いたしました。とんまのまんと様、ありがとうございました。
前提
- iPadOS 16.1
- HHKB Hybrid Type-S JIS配列
- Bluetoothで接続
- Macモードで接続(
Cntl + FN + M
) - 以下に示す方法でiPadOSでJIS配列と認識させる設定を実施
iPadOS16.1でキーボードの配列を認識させる設定
iPadOS16.1は、ペアリングした機器ごとの設定情報を記憶していて、一度JISと設定すれば、次回以降接続した場合でもJISと認識されます。
1.設定アプリの「一般」を選択し、「キーボード」をタップ
2.「ハードウェアキーボード」をタップ
「ハードウェアキーボード」は、Bluetoothでキーボードを接続している時のみ表示されます。
3.「Keyboard Type」をタップ
4.「JIS(日本語)」をタップ
US配列と認識するアプリ
なし
JIS配列と認識するアプリ
- safari
- Bear
- メモ
- spark
- Chrome
- textastic
- prompt2
- termius
- iVim
- vim
【おまけ】USBで有線接続した場合
HHKB Professional Hybrid Type-Sは、Bluetoothだけでなく、USBケーブルでの接続も可能です。(有線接続して`Ctrl + fn + 0`)仮にBluetoothで接続してJIS配列で設定したとしても、有線で接続した場合、有線用に上記の設定が必要でした。
結論
iPadOS 16.1では、サードパーティ製のJIS配列のキーボードは、接続が有線でも無線でも、設定を施すことで、JIS配列と認識される結果となりました。iPadOSがアップデートされるごとに書いていたこの類の記事も、今回で終わりになりそうです。HHKB JIS配列がiPadOSで気兼ねなく使えるようになるので、使い勝手が変わるかもしれませんね。
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