2022年3月に聴いて好きになった音楽

何日かは寒い日もありましたが、今年は割と早く春が来た印象で、あっという間に冬物では暑くなってしまいました。冬に買ったお気に入りの厚手のパーカーとはしばらくお別れです。

CHARLI XCX / CLASH

チャーリー・XCXは、イギリスのシンガーソングライター。本作は5枚目のフルアルバム。シンセベースが80年代の香りを立たせる。チャーリーの声は金切り声というか、鋭い音がする印象があって、その印象にマッチした広がりがあるプロダクションが組まれている。それにしても客演のキャロライン・ポラチェックの存在感がひかる２曲目がお気に入り。

藤井風 / LOVE ALL SERVE ALL

藤井風は日本のシンガーソングライター。本作は2枚目のフルアルバム。
前作は、R&Bを屋台骨にした20年代のJ-POPを代表するようなアルバムと思わせる内容でした。今作はよりいろんな要素を取り込んだJ-POPな雰囲気の濃いアルバムでした。
レビューでは、次のレビューがとても面白かったです。 藤井 風『LOVE ALL SERVE ALL』に聴く〈天衣無縫のキメラ音楽〉 | Mikiki

中村佳穂 / NIA

中村佳穂は、日本のシンガーソングライター。本作は２作目のフルアルバムなのかな。もうね、気楽、喜楽、自由、抜けている。不規則なリズム隊の上を変な譜割のうたが流れてきて、フレッシュ。で、よくわからないけど、楽しい。

Awesome City Club / Get Set

オーサムシティクラブは、日本の３人組バンド。声の掛け合いが気持ちよく聴けるプロダクションが特徴ですが、特にLife still goes onが最高。格好いいです。

森山直太朗 / 素晴らしい世界

森山直太朗は、今年デビュー２０周年の日本のシンガーソングライター。本作は11枚目のフルアルバム。優しい、丁寧、肯定的、背中を押してくれる。野心的な展開。コロナ禍の心境を表す歌はいくつもありますが、こんなに前向きで優しいうたは記憶がないです。本当に素敵なアルバム。

秋山黄色 / ONE MORE SHABON

秋山黄色は日本のシンガーソングライター。本作は3枚目のフルアルバム。疾走感のあるポップなギターロックが中心にあるのだけれど、ビートミュージックもあれば、サンプルを多用する曲もあって、懐の広いアーティストだなぁと思いました。