Textasticというエディターを試してみました。
Textasticの概要
Textasticは、iPadやiPhoneなどiOS、Macで使えるコードエディタです。 本アプリには、SSHやSFTPなどのファイル転送機能も備わっています。

使ってみる
基本的な使い方は、SFTPなどでiPad Proのローカル(Textasticアプリ内。フォルダアプリでは参照できない場所。)へコピーしたファイルをTextasticで編集する、という流れになりそうです。
フォルダやファイル
フォルダは大きく4つに分類できます。
- Local Files
- iCloud
- Open
- Working Copy
Local Files
Local Filesは、Textasticアプリ内に閉じたフォルダになります。後述するSFTPなどで取得するファイルやフォルダは、
Local Filesに保管します。
SFTPでフォルダを取得してみる
地球儀のようなマークをタップします。
左側がローカル、右側がリモートのフォルダ構成が表示されます。リモートの接続先は右上の十字をタップします。
接続方法は4種類選択できます。
SFTPの接続先設定の画面
リモート先(右側)でダウンロードしたいファイルやフォルダを選択してDownloadをタップ
ダウンロードできたiCloud
iCloudは、自身のiCloud内にあるTextasticフォルダを参照します。
Open
Openは、フォルダアプリで管理されているフォルダを参照します。
Working Copy
Working CopyというGitを使えるようにするアプリで
clone
したフォルダも参照が可能です。
SSH
接続先を登録しておけば、簡単に接続が可能です。
画面上部のシェルっぽいマークをタップすると接続先一覧が表示される。
接続できた。なお、Powerline fontには対応していないテキストエディタ
ファイルの拡張子から、いい感じでシンタックスハイライトをしてくれます。また、タブで複数のファイルを同時に編集できます。なお、保存は自動保存のようです。
javascriptのファイル
HTML。その他、rubyやpythonなど主要な言語は対応しているっぽい。キーバインド
vimやemacsなどの特殊なキーバインドには対応していません。設定で出来ないか探したのですが、そのような項目はありませんでした。 vim派の私には使いづらいです。
日本語入力
あまり細かくは調べ切れていませんが、入力は可能です。
プレビュー
編集しているhtmlをsafariでプレビューすることができます。javascriptも反応してくれました。
右上の共有マークをタップして Preview in Safari をタップ
プレビューできました。
javascriptも実行できました。テーマ
デフォルトでもいくつかテーマが用意されています。また、
オンラインマニュアルにあるように、Textastic は、Sublime Text3やTextmate のテーマやシンタックスを追加することもできます。
外部キーボード
AppleのMagic Keyboard(JIS配列)は問題なく利用できました。
結論
HTMLやCSSの修正を行う分には使えそうです。 ただ、あくまでローカルは iPad Proなので、私がよく使うNode.jsやRuby on Railsのような実行環境が構築出来ないため、あまり使わないと思います。 マークダウンエディタとしても、
Bearのほうが使いやすいと思います。(BearもTableが使えると嬉しいのですが、、、)
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